愛猫の健康維持に必要なことは何でしょうか。病気になったときの治療はもちろんですが、毎日の生活の中で身体ケアをしっかり行い、病気にならないように注意し、予防することも重要です。大切なのは、日頃から愛猫とのコミュニケーションを通じて健康状態を把握し、こまめなチェックを行うことです。愛猫に何かふだんと違う様子を感じたら、すぐに獣医師に相談しましょう。また、動物病院での定期的な健康診断を忘れずに受け、早期発見・早期治療に努めましょう。猫は気まぐれでクールでドライな性格を見せる物が多い。自由気ままに行動しストレスとは無縁にも思われているが意外と神経質なところもある。いつもやってもらっている世話をして貰えないとストレスを溜めるという。なんとなく、ひとりにしておいても大丈夫、というイメージが強いネコだが、ずっと放っておいても大丈夫、などということはないようだ。

猫の健康とケア

異変をチェック

元気がない食欲がない、遊ばなくなった、寝床に引きこもりやすい、体を痛そうにしている など攻撃的になるうめく、威嚇音を出す、ひっかく、噛みつく など発情期特有の行動がみられるメス猫…普段とは違う高い声で鳴く、オシッコの回数が増える、甘えたような行動をとる、床の上でゴロゴロと転がるオス猫…他の猫に乗りかかるマウンティング行動をとるようになる、興奮して攻撃的になる、大きな声で鳴く、オシッコをまき散らすスプレー行動をとる。ほかにも、嘔吐をしていたり、毛玉を吐かないなど明らかに様子がおかしい場合は、病気にかかっているかもしれません。心配な場合は早めに動物病院を受診するようにしましょう。

◆健康診断リスト

  1. 愛猫の肋骨を、胸部から尻尾に向かって優しく触ってみてください。その猫種の元々の体型によって微妙に異なりますが、肋骨の終わりの部分とお尻の間に「ウエスト」があるはずです。お腹まわりや首まわり、お尻がたるんでいませんか? ボディコンディションシステムを利用しながら、体型維持や体重管理に気を配ってあげましょう。
  2. 耳垢やにおいはありませんか? あるいは愛猫がかゆがってはいませんか? 耳垢があればコットンが多めについている綿棒などで取ってあげましょう。猫の耳の中は、入口から比較的近い場所に鼓膜があります。愛猫が動いたりしないよう十分に注意しながら、見える範囲で耳垢を取り、優しく掃除してあげましょう。また、耳の中に濃い赤茶色の耳垢が大量にある、においが強いなど、他にも気になる点があれば、すぐに獣医師に相談しましょう。
  3. 健康な目は、涙目や充血などがなく、輝きがあり、澄んでいます。涙やけの気になる猫種の場合は、目を傷つけないように注意しながら、こまめに目の周囲を拭いてあげましょう。
  4. 健康な目は、涙目や充血などがなく、輝きがあり、澄んでいます。涙やけの気になる猫種の場合は、目を傷つけないように注意しながら、こまめに目の周囲を拭いてあげましょう。
  5. 健康な口は、口臭が少なく、歯は歯石のない白色で、歯茎はピンクか黒色の状態です。食後に歯の表面についた歯垢を優しく取り除いてあげる習慣をつけ、口の中の状態を定期的に確認しましょう。放置した歯垢が硬い歯石になってしまっている場合は無理にこすらずに、獣医師に相談しましょう。
  6. 健康な口は、口臭が少なく、歯は歯石のない白色で、歯茎はピンクか黒色の状態です。食後に歯の表面についた歯垢を優しく取り除いてあげる習慣をつけ、口の中の状態を定期的に確認しましょう。放置した歯垢が硬い歯石になってしまっている場合は無理にこすらずに、獣医師に相談しましょう。
  7. 愛猫の食欲や食事中の様子、便の状態を観察してみましょう。食欲が旺盛で、よく噛んで食べていますか? 下痢や便秘になっていたり、便に透明なゼリーのような粘液が混ざっていたりしませんか? 色は茶色で、においの少ないコロコロとした小さな便が理想的です。
  8. 猫はデリケートな性格なので、気分次第ではしばしば人間との接触を避けたり、攻撃的になったりする場合があります。また、体調が悪いときには愛猫がどこかに隠れてしまう場合が多いので、日頃から細心の注意を払ってあげてください。

猫ちゃんはワンちゃんと違って、徹底した肉食動物です。野生時代、ハンターである猫ちゃんは、ネズミや小鳥などの小動物を捕まえて新鮮な獲物を食べ、肉はもちろん、内臓や軟骨も含めて丸ごと食べることで、栄養が満たされていました。肉にはタンパク質、内臓にビタミンやミネラル、骨にはカルシウムなどが豊富に含まれています。つまり、肉食だからといって、切り身の肉や魚だけを与えても、栄養は十分ではないのです。

栄養バランスを考えた食事を与えたい。何を与えたら良いか分からない場合や不安な場合は獣医師の指示を仰ぐ。

動物が健康に体を維持していくために必要な栄養素は、「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5つである。肉食動物である猫ちゃんは、特に高タンパク、高脂肪を必要とする。愛猫ちゃんの健康のためには、愛猫ちゃんに合った栄養素をバランスよく体内に取り入れることができる食生活をおくることが何よりも大切。総合栄養食のキャットフードには、愛猫ちゃんに必要な栄養素が含まれています。家庭での手作りフードを与える場合は、栄養バランスに配慮しよう。

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書いた人mirai