皆様の愛犬・愛猫はお元気でしょうか。小さな命を守り健康を維持するのは飼い主様の役目である。日頃から健康チェックを行い大事な愛犬や愛猫の小さな変化を見つけて早期発見・早期治療に努めたい。
獣医師さん任せで、何をどうチェックしたら良いか分からないという飼い主様も居るだろう。たいした事無いと自己判断した結果、悲しい結末を迎える事もある。そうならないためにも毎日ペットの命と向き合う必要がある。重要なチェック項目を見ていきましょう。
犬や猫の健康チェック
家族みんなで楽しくおでかけするには、日頃の健康が大事です。犬や猫は、人よりも5~6倍早く年をとるので、常に身体の変化を見ていてあげたいもの。一緒に遊んでいるときやマッサージをしてあげているときなどに、こまめに観察してあげましょう。
《目》
- 目ヤニが出ている
- 目をかゆがったり、
何かにこすりつけたりしている - 涙が多すぎる
- 目が充血している
- 目が白っぽく見える
よく観察し色や形状に変化が無いかチェックしよう。
《くち》
- 口臭がある
- 歯がぐらついている
- ヨダレが多い
- 歯石が目立つ
- ごはんを食べにくそうにする
臭い、見た目、行動から観察し変化に気づく様にする。
《鼻》
- 鼻水や鼻血が出ている
- 呼吸音やいびきが目立つ
- くしゃみをひんぱんにする
呼吸は生命を維持する上で大事な事。鼻の病気チェックは重要。
《耳》
- 耳が臭い
- 耳をかゆがったり、耳を振ったりする
- 茶色や黒色の耳アカがついている
- 耳が腫れている
- 呼ぶ声や大きな物音に反応しない
耳の形によっては垂れていて病気の箇所が隠れていたりするので見逃さないようにする。
《足》
- 歩き方がおかしい
- 散歩や運動をしたがらない
- 爪が伸びて地面や床にあたっている
- 肉球や指の間を気にして舐める
散歩や運動のために非常に大事になる足。ストレスにならないように工夫する。
《お尻周り》
- 肛門まわりが汚れている
- お尻を地面にこすりつける
- お尻まわりを頻繁に舐める
日頃から清潔に保ちたい。獣医師さんによるチェックも合わせて変化に気づきたい。
《皮膚》
- 毛づやが悪い
- しこりがある
- 身体をひんぱんにかいたり、
なめたりしている - 毛が抜けたり、薄くなっているところがある
- フケが多い
- 皮膚が赤くなっている
毛や皮膚の変化は1番分かりやすいので日々、観察し気をつける。
《排泄》
- おしっこの回数がおかしい
(少なすぎる、多すぎる) - おしっこの色がおかしい
(正常なおしっこは薄い黄色でわずかにニオイがします) - おしっこの量が少ない、あるいは多い
- うんちが軟らかすぎる、あるいは硬すぎる
- うんちの色がおかしい
色や形、臭いなど食べた物によっても変わってくるので変化が無いかチェックする。
生命の維持とライフプラン
【仔犬の1日は人間の2週間】
こんなことを聞いたことはありませんか?生後6か月のワンちゃん、人間でいえば、小学校高学年です!!
短い命。飼い主様と1日でも長く一緒に居られる様にライフプランを考えておきたい。
人間に癒しや安らぎなどを与えてくれる動物たち。私たちは彼らの生涯をサポートする義務があります。
大切な家族だからこそ、健康で長生きをして欲しいという思いは人間も動物も同様ですね。
すでにペットと暮らしている方、これから新たに家族として迎えたい方、いずれの方もペットのライフプランに合わせたお金の準備が必要である。
今一度、ペットの健康とこれからの事を考えておきたい。