しつけられた一部のあるペットは飼い主に主従関係を見せる。主従関係とは片方が「主」で、もう一方が「従」となって、「主」に対して「従」となるものの方が従属したり従ったりしている関係のこと。 ただの上下関係に見えるが飼い主様に深い愛情あってのことで深く向き合ったからこそ成り立つ構図である。それはもう主従関係を越えて信頼関係につながっているのです。
昔は番犬扱いの犬。そしてネズミ取りに利用されていた猫。現代では役割りが変わりペットを家族として迎えるのが当たり前となった。ペットと飼い主様の良き関係について考えてみた。
ペットと飼い主様の良き関係
オオカミの生態と混同されたり、優位行動と劣位行動を勘違いされたり、上下関係を押し付けられたり、犬は大変そうだ。内心では人とのコミュニケーションに悩んでいたりして?
動物同士は異種であっても、魅力を感じ合う『バイオフィリア』という本能がある。ロボットやぬいぐるみに対する愛情とは違うものだ。犬も猫も人と一緒にいてうれしいと思うはずなので、その気持ちを互いに支えていくことが理想的。
単なる癒しの存在で人間の言うことに全て従わせるというのは間違っていると思う。ペットにもルールやマナーを守った上で自由な時間や選択を与えるべきだろう。
飼い主は人であり、ペットは動物で種は異なりますが、関係なくなります。生物的な違いはありますが、種の壁を越えた親子関係が出来上がります。飼い主とペットは、もはや親子関係です。
近年は、子供とペットの扱いに大差がなくなってきている様に思う。ペットとも親子以上の絆が結ばれたら幸いだ。
愛あればこその選択と関わり方
犬と猫は、人間の友としてなくてはならぬ存在であった。特に近年は「パートナー」としての人気が高まっており、読者の中にも犬や猫を飼いたいと考える人は少なくないだろう。そこで、犬や猫をペットとして迎え入れる際の注意事項を、簡単に確認しておこう。
①「ながら」で愛犬に接する
携帯電話やテレビに夢中になり、片手間で愛犬に接するのはやめよう。犬は自分が優先されていない事を敏感に感じとる。犬に接するのならちゃんと目を合わせてしっかり向き合って対応する。
②愛犬を大声で叱る
愛犬がイタズラやそそうをしたとき、大きな声で叱っても、愛犬は何を叱られているのかわからずただ怖いだけ。飼い主さんのことを「急に怒る人」と考えて苦手になり、安心できなくなってしまいます。たたくなどの体罰を与えることは、もってのほかです!
③愛犬に嘘をつく
実際にやらないのに、愛犬に「一緒に行く?」「散歩行こうか!」と声をかけるような嘘は、純粋な愛犬の心を傷つけることに……。冗談のつもりでも、愛犬との信頼関係にひびが入ってしまうのでやめましょうね。
結論としては、「犬」「猫」そのものについてもっと学び、もっと考える必要があるということ。手間のかかり方などは子どもと同じかもしれないけれど、僕ら飼い主がそれを許容し、耐えれば良いということではないのです。
愛情を持ってペットと向き合う。そのためには知識が必要でありもっと考えるべきだという。ペットと、より良い関係を深めるためにこれからも努力していきたい。