「酵素」とは、わたしたちの体内で化学反応を起こさせるために、触媒の役割をする「たんぱく質分子」のことを言う。触媒とは化学反応の際に、それ自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する働きをする物質の事である。

酵素の数はおよそ2000種。酵素にはたくさんの種類があり、その数はおよそ2,000種といわれます。これだけ種類が多くても、酵素には「一つ一つの酵素が、それぞれ特別な物質にだけ作用する」性質があり、これを酵素の特異性と呼んでいる。そんな酵素に若返り効果が認められる物が発見され注目を浴びている。

映画の世界が現実化するかもしれない??

映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ━━ 80歳の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男の一生を描く。

ハーバード大学医学校の分子生物学者、ロナルド・デ・ピンホ氏ら研究チームによる「若返り」の実験の成果が2010年11月28日付の科学誌「Nature」オンライン版に掲載され、話題を呼んでいる。

2010年の発表の数年前、デ・ピンホ氏は実験で生物の寿命に深く関係する「テロメラーゼ」という酵素を欠くマウスを作り出し、経過の観察を行い研究を進めた。一般的なマウスの寿命は3年間とされるなか、テロメラーゼを欠く実験用マウスはわずか6カ月で死亡した。成人期の初めには80歳の人間によく見られる症状を示したそう。

テロメラーゼの量が少ない生物は、早期に細胞の死と老化が起きることが既にわかっており、米カリフォルニア大など3大学の研究者による「寿命のカギを握るテロメアとテロメラーゼ酵素の仕組みの発見」は2009年のノーベル医学生理学賞を、受賞しています。

次第に幼児の姿となり、赤ん坊となったベンジャミンは、老婆となったデイジーに抱かれながら永遠の眠りに就く。映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』では主人公役のブラット・ピットが老化していくのではなく幼児化して人生を全うしていく。本作は映画という作り物の世界でしか、あり得ない奇妙な内容となっているがこの様な研究がより進めば現実世界でもいつか起こってしまうかもしれない。

監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:F・スコット・フィッツジェラルド
脚本・映画版原案:エリック・ロス
映画版原案:ロビン・スウィコード

キャスト:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェットなど

配給:ワーナー・ブラザース映画

生物の寿命に深く関係する「テロメラーゼ」酵素

デ・ピンホ氏はマウスにテロメラーゼを活性化させる物質を注射。すると、マウスの老化が逆行する効果が見られたそう。「私たちが見たのは、老化現象の減速や安定ではありませんでした。全く予期していなかったほどの劇的な逆行を目にしたのです」とデ・ピンホ氏は言う。テロメラーゼの活性化にはがんの発生リスクがあり、人間への研究成果の応用はまだ模索段階にある。

もしも人間の若返りが将来的に可能となったとしたら凄い。研究結果は注目されている。更なる研究に期待したい。

まるで2008年公開のブラッド・ピット主演映画の主人公「ベンジャミン・バトン」のよう。80歳で生まれ、年を取るごとに若返る彼が現実になったら、怖いような面白いような「数奇」な感じがしますね。

まだ改善が必要との事で、更なる研究に期待したい。

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書いた人mirai

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