ペットを飼うのは、とても大変なこと。ほとんどの場合、散歩やエサやりは親がやることになるだろう。そこで、ペットを飼う時は子供に「自分で世話をすること」を約束させよう。子供にペットの世話をさせると、人生において「より多くの責任を担うようになる」傾向があることが、研究で明らかになっている。とは言っても、すべてのことを子供にやらせる必要はない。ペットを飼う前に、子供と一緒に世話についての分担を決めておくことが重要だ。そうすれば、家庭内でのもめ事を避けることができるだろう。そのためにもきっかけとして、動物ふれあい教室の体験は子供の成長に良好な影響を与えると感じるので薦めたい。新潟県動物愛護センターの取り組みをご紹介したい。

子供達のための『ふれあい教室』

新潟県動物愛護センターでは、当センターにおいて小学生を対象とした「動物ふれあい教室」を開催します。職員が子供たちに、ペットを取りまく現状や課題などについて説明します。また、動物の生理や習性などの正しい知識、動物とのふれあいの方法、飼い主の責任などについても説明します。その後、施設を案内し、犬や猫、ウサギやモルモットなどの身近な動物とのふれあいを体験してもらいます。

この教室は、子供たちに動物に対する興味と関心を持ってもらうことを目的としており、教室での体験により、子供たちが動物にも同じ命があることに気づき、命の大切さにについて考える機会になればと願っています。

職員が子供たちに、ペットを取りまく現状や課題などについて説明します。また、動物の生理や習性などの正しい知識、動物とのふれあいの方法、飼い主の責任などについても説明します。その後、施設を案内し、犬や猫、ウサギやモルモットなどの身近な動物とのふれあいを体験してもらいます。
この教室は、子供たちに動物に対する興味と関心を持ってもらうことを目的としており、教室での体験により、子供たちが動物にも同じ命があることに気づき、命の大切さにについて考える機会になればと願っています。

犬も猫も安心できる環境で、ちゃんと食事やその他の世話をしてもらえる「適正な飼養」が大事です。それが100%になれば、もっと人も動物たちも幸せに暮らせる社会になる。運動をさせてもらえず閉じ込められた犬、食事も与えられずネグレクトの状態の犬や猫。虐待されている犬や猫、怪我や病気を放置されている犬や猫。不適正な飼養されている犬や猫がいる限り、施設が引き受けなければならない命を減らすことができない。

優しい心を育てる

「心理学研究の調査では、ペットとの間にちゃんと絆ができている子どもは、そうでない子どもよりも、人への思いやりや温かさを持っているという結果が出ています。ペットとの絆って、そのペットと一緒に遊んだり、散歩やエサを与えたりとお世話をする中で育っていく。「世話をしながら一緒に過ごすことで、ペットに対して『愛着』が生まれます。その愛着の気持ちが、自分よりも弱いもの、小さいものを守ろうとする『養護性』を育んで、人に対しての思いやりや温かさという行動につながっていくのです。」養護性は、2歳くらいの幼児にも芽生えるものだとか。

ペットと暮らすことは子供の成長に好影響。ペットを飼うこと、そして世話をすることは、子供の人格形成や行動に好ましい影響を与えてくれることがあるのだから。

◆新潟県動物愛護センター
〒 940-2035 長岡市関原町1丁目2663-6
電話: 0258-21-5501
ファクシミリ: 0258-21-5502

ふれあい教室の内容は事前に打ち合わせをさせていただき、できる限り学校側の要望に沿うようにいたします。多数の申込みをお待ちしております。

https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/seikatueisei/1356752901562.html

ペットチュインの詳しい内容はこちら

書いた人mirai