お得に節税が出来るとふるさと納税の人気が高い。寄附金は税金から控除されるという。ふるさと納税とは、あなたが応援したい自治体に寄付ができる仕組みのこと。寄付という形を取っており自治体からお礼品が届く。手続きをすると、税金の還付・控除が受けられるため、実質自己負担額は2,000円のみ!控除上限額の範囲内で寄付すると、2,000円を超える部分の金額が控除または還付される。

さらにお礼品として、自治体から特産品や宿泊券などをもらえる、とてもうれしい制度なのだ。だいたいがその街の特産品や宿泊券など街を活性化するであろうお礼品が多いなかユニークなお礼品が存在していた。現実を深く考えさせられるアイデアに驚かされた。

【広島県】ふるさと納税を利用した新たな取り組み

ペットを飼う家庭が増える一方で、動物愛護センターに保護される動物も増加し、収容しきれない犬や猫が人間の身勝手な理由で殺処分されている。

広島県神石高原町にある殺処分ゼロを目指すシェルター施設を運営するピースワンコ・ジャパン。クラウドファンディングサイトを利用し、「ふるさと納税」で寄付が出来る事を呼びかけている。

ピースワンコ・ジャパンは、犬・猫の殺処分数が全国ワースト1位だった広島県で、2016年、殺処分されてしまう犬たちの「全頭引き取り」を始めました。みなさまのご支援のおかげで、ガス室を使った残酷な殺処分をストップさせることができ、以来、「殺処分ゼロ」の継続はこの5月末で1150日に達しています。里親さんに譲渡できた犬も1600頭を超えました。

寄附目標金額は5億円となっている。

神石高原米の新米や素材にこだわったデザート類、地元の食材を使い手作りで調理されたレトルトカレーセットなど、神石高原町ならではのお礼の品をお選びいただけます。

このような取り組みが賛同される一方で、「殺処分ゼロもいいけど、ペットの売りかたも改善していかないと」という厳しい声もある。もっとこのような深刻な問題に真剣に向き合ってゆかねばならないと考えさせられる。

人間の欲望で飼われ、欲望で捨てられる。ふるさと納税で殺処分ゼロを訴える必要性の高さ。その様な悲しい現実を皆さんはどう思うだろうか。

殺処分の悲しい現状。。。

もしも、大事なペットが居なくなったら、すぐ保健所や警察に連絡して欲しい。いつか帰ってくるかもと連絡すらしない人も多いという。望まれず迷子になってしまったペットを含め今日も身寄りのない多くの犬、猫がまだ見ぬ次の飼い主様を求めて待っている。

 

 

 

 

 

 

ボタンひとつで動く金属製の壁に押され、最後は狭い通路を通って「ドリームボックス」と呼ばれるガス室に追い込まれて、炭酸ガスで窒息させられるのです。「処分」が終わると、ドリームボックスの床が開き、犬たちは下の焼却場で灰になります。

それを見て、「殺処分機をもう二度と稼働させてはいけない」と私たちは心に誓いました。

「ドリームボックス」という明るいネーミングとは真逆の残酷な現実。身勝手な人間のエゴで作り上げた殺処分の実態は人間の手で止めるべきだ。罪のない犬達を守りたい。この様な社会問題を本気で捉えて活動する若者の姿に心を打たれ寄付金は徐々に増えている。

↓広島県の取り組みはこちら↓

ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング®(GCF™)

ピースワンコ・ジャパン

https://www.furusato-tax.jp/gcf/530

ペットチュインの詳しい内容はこちら

書いた人mirai