出来るならば若く見られたい!長生きしたい!と思う方は多いのではないだろうか。長生きしたいのならば病気にならない事が大前提だという。また、要介護をできるだけ遠ざけるためにはどうすればいいのだろうか。まず、食事については「カロリーのあるものを食べ過ぎない」ことが重要である。そして適度な運動を毎日継続すること、生きがいを持ち続けることなども大切という。老けないためにも様々な努力が必要である。
アンチエイジングという言葉について考えてみたい。
若いまま歳を取る事は可能なのか
エイジング(Aging)とは、英語で「老化」「加齢」のことを意味します。つまり「アンチエイジング」は、「老化・加齢に対抗する」ということです。
《アンチエイジングの基本概念》
・ 病気にならない
・ 歳をとらない
・ 死なない
さて、「老化」とはいったいどういうことなのでしょうか?
人は知らないうちに老化が進み老いを感じます。老化とは、活性酸素などによる細胞膜の酸化、若さを保つためのホルモン分泌の減少、精神的弱体化が始まり生きがいを失うことなどが原因とされています。
発表内容によると、研究チームは59~84歳の被験者68人に、MRI(核磁気共鳴画像法)検査を行い、脳の内部を撮影。脳の神経細胞が集中する神経組織「灰白質」の密度を調べるとともに、実年齢と比較した主観年齢や記憶力などを調査した。
そうしたところ、主観年齢を実年齢より「若い」と答えた被験者は、「同じくらい」「老けている」と答えた被験者に比べて、灰白質の密度が高かったほか、記憶力も良く、うつの傾向も低いことが分かったという。
実年齢より若く感じていると、うつのリスクを下げるとともに、年を取っても精神的に健康でいられる可能性が高まるようだ。また認知症のリスクを軽減したり、入院の可能性を低めたりと、身体的な健康にも影響している。気持ちの持ちようもかなり関係が深い様だ。
効果的なアンチエイジング
不老不死のようなイメージをもっている方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。「アンチ」は反抗や抗体、「エイジング」は時間の経過や加齢という意味で、日本語では「抗老化」、「抗加齢」といわれています。
◆アンチエイジングには適度な運動が必要
- 筋トレ
- 有酸素運動
- ストレッチ
◆規則正しい食事、食べ方、食べる順番を意識しよう
- 栄養バランスのよい「腹八分目」の食事
- 体内の抗酸化力を高める栄養素を取り入れる
適度な運動や食事がアンチエイジング効果につながる。結果的に健康寿命を伸ばす事につながる。
【アンチエイジングに効果的な食べ物】
「デザイナーズフーズ」を取り入れよう
①肉、魚、卵などの良質な動物性タンパク質
②野菜やきのこ、海藻類のビタミンやミネラル類
③大豆や大豆製品などの大豆イソフラボン
④ナッツ類の植物性タンパク質やミネラル類
⑤抗酸化作用を持つフラボノイドが含まれるプロポリス
⑥免疫力を高める発酵食品
⑦さまざまな栄養やビタミン、ミネラル類などを含むスーパーフード
今、日本では2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなっている。日本は平均寿命も世界一であるが、薬の消費量も世界一で年間9兆円が医療費として使われている。
デザイナーズフードをうまく取り入れ日頃から病気にならないように予防したい。